SMS(ショートメール)でフィッシング詐欺 スミッシング

ワン切り詐欺に続いて今回はフィッシング詐欺です。偽物のサイトに誘導してIDやパスワードを入力させ、これを盗み取るわけですが、従来は誘導の手段がメールでした。ところが最近はSMSによる誘導が増えてきています。スミッシングというんだそうですが、、、これまた、kuniのところにも来ています。

佐川急便や日通でも

このスミッシング、佐川急便の偽サイトでかなり有名になりましたよね。SMSを確認すると、「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。配送物は下記よりご確認ください。」という内容。下記には佐川急便の偽サイトのリンクが張ってあります。

最初にこのニュースを見た時には、正直、考えたやつ凄いなぁ、、、って思いました。このSMSだったら、偽サイトへのリンクポチっと押しちゃいますよね。そういう才能、もっと真っ当な世界で活かしてくれよって感じです。後に日通でも被害があったようですし、1500件以上の類似ドメインが取得されていたことも報道されてました。

なぜ、いまSMS?

では何で今SMSが利用されるのか、なんですね。パソコンのメールのようにアドレスを取得する手間がなく、電話番号だけで済むこと。スマホは常時電源が入っていて、相手にすぐ届くこと、などが考えられます。そして最も大きな理由が、一時被害者のスマホを乗っ取って、二次被害者に偽SMSを送り付けることができるようになったからだそうです。

一次被害者が偽サイトで不正なアプリをインストールさせられ、そのアプリがスマホの電話帳登録先(二次被害者)に偽SMSを送り付ける、、、なんてことまでしてしまうみたいです。かなり端折って書きましたが、SMS恐るべしです。よく知っている会社であっても、SMSのリンクからサービスは利用しないこと!!! 皆さんもお気を付けください。

日立製作所 成長戦略 Lumada(ルマーダ)

9/21付け日本経済新聞のトップ記事、「日立、成長投資へ1兆円調達 守りから攻めの財務に」。ここからの3年間に、借入金や社債で約1兆円を調達し、M&Aや設備投資を合計約4.5兆円と倍増させる。という内容です。これまで日本企業は借金返済を優先し、投資などは抑制してきたが、そうした縮み志向を抜け出す企業が増えていく可能性がある。とも書いていました。ん~、そうなると良いですね。

リーマンショック後の構造改革

米金融危機後の業績悪化を受け、日立は構造改革を進めてきました。金融や物流、工具などの事業を相次いで売却し、09年当時に22社あった上場子会社は4社まで減少したそうです。以前当ブログでも取り上げたことのある日立化成も近く売却されそうです。

海外プラントなど不採算事業からも撤退しましたし、その間投資は抑制し、有利子負債は約1兆円にまで減少しています。ここから一気に攻めの財務に転換するということなんですね。負債の増加で財務レバレッジを効かせて、ROEも向上します。

成長戦略のカギ Lumada(ルマーダ)

IoTでモノに取り付けたセンサーなどを通じて収集したデータを分析。業務の効率化などにつなげるビジネス。今後の成長市場と見込まれていて、この基盤システムを顧客に提供するプラットフォーム事業がLumada(ルマーダ)です。先日、米国にIOTの世界本社を設立、なんてニュースもありましたね。

製造プロセスで生まれる様々なデータを収集し、そのデータをAIなどを用いて分析することで、その製造プロセス等を改善、高度化するというソリューションのようですが、kuniには今のところコンサルティング業務のように見えています。もちろん、日立にはモノを直接作っているというアドバンテージはありますが。

難しい話はこれくらいにしますが、日立には昔からどうも良いイメージがないんですね。あっ、証券の世界の話ですけどね。いつも最後に遅れてくる巨人、、、って感じです。この株が動き出すと、相場もそろそろ天井、、みたいな。。。いや、今回はそんなことないと思いますが。

GPS → GNSS

皆さんもよくご存じのGPS(グローバル・ポジショニング・システム)。GPSは全地球測位システムとも呼ばれる、アメリカによって運用される衛星測位システムです。もともとは軍事用に開発されたものですが、民間にも開放されました。この分野でも中国の躍進が続いており、GPSが運用する衛星数31個を上回り、中国は35個を運用しています。その名も北斗。

GNSS(グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム)

中国の運用拡大により、GPSを総称として使うのってどうなのよ。ってことになってきたわけで、あらためてこれらを総称してGNSSと呼ぶようになってきています。グローバル・ナビゲーション・サテライト・システムです。これには米国のGPS、中国の北斗、ロシアのGLONASS、EUのガリレオが含まれています。

一方で全地球をカバーはしませんが、全地球型システムと組み合わせて使用することを前提とした、日本の準天頂衛星システムやインドの地域航法衛星システムもあります。日本では「みちびき」です。以前、運用開始で話題になりましたね。

スマホでも

我々が使用しているスマホにもGPSの電波を受信する機能が備わっています。そのおかげで誰でも知ってる用語になったわけですが、中国では北斗による全世界対象の運用を2018年末から開始しています。世界で販売されている大半のスマートフォンが対応可能とも伝えられてました。

この北斗の恐ろしいところ。それはGPSと違って、受信機側(スマホ)の位置情報が衛星側に伝わる可能性があることです。つまり中国政府が利用者の位置情報を得ること、これが理論的には可能ということ。悪意を持った利用者の追跡やら、サイバー攻撃といった困ったことに使われなければ良いのですが。

スーパーコンピューター 「京」 シャットダウン 「富岳へ」

8/30 理化学研究所は神戸市の拠点で、スーパーコンピューター「京」をシャットダウンしました。2012年から7年間稼働し、その役目を終えました。お疲れさまです。「京」は近く解体が始まり、同じ場所に後継機の「富岳(ふがく)」が構築される予定です。

「京」のいろいろ

開発中の2009年11月には、民主党政権下の事業仕分けで、「なぜ世界一を目指すのか、なんで2位ではダメなのか」と蓮舫議員に追及されていた、あのスーパーコンピューターですね。世界一には間違いなく意味があると思いますが、開発費1100億円、もう少しコストダウンできないものかとも思います。

スパコンの「京」は、単純な計算速度のランキングであるTOP500で当初世界1位になりましたが、その後はベスト5くらいの実力。引退直前のランキングでは20位まで順位を下げていました。ところが(ココが大事)、複雑なデータ処理の速度を表すGraph500というランキングでは9期連続で1位を獲得。今年6月時点でも1位を獲得しています。

ハードウェア

意外と知られていないのがハードウェア。kuniも今回調べて初めて知りました。全体で864のラックで構成されているそうで、全部でCPUは88,128個だそうです。一つ一つのCPUの性能は一般的なサーバーのCPUと大きく違わないみたいですね。OSはLinuxです。

で、圧巻はこの864ラック全体で1.5トンの重さだそうで、これを収める部屋は60m×50mで3000㎡の柱のない空間だそうです。オリンピックの競泳会場くらいの感じですかね。kuniも仕事の関係でデータセンター見に行ったりしますが、一部屋でこれほどデカいところは見たことありません。

後継機 富岳

2014年から開発はスタートしていて、やはり「京」と同じく富士通との開発になります。完成すれば「京」の100倍以上の計算速度と言われてます。理化学研究所のHPでは「富岳」の工事の進捗状況を公開していました。「富岳」を水で冷却するための配管工事や、電力を供給するための高圧ケーブルの敷設工事が行われていて、順調に進んでいるようです。再び、世界一になりましょう。

フィルターバブル 閉じこもるインターネット

日本経済新聞の「中外時評」で、「フィルターバブル」という言葉を見付けました。記事の内容はこの言葉と直接関係しないので省略しますが、kuniは残念ながら、「フィルターバブル」という言葉を知りませんでした。

イーライ・パリサー

「フィルターバブル」という言葉を最初に使ったのが、このインターネット活動家、イーライ・パリサーという人だそうです。2011年に「閉じこもるインターネット」という本を出版しています。

彼はこの本で「グーグルなどの検索サイトが、ユーザーの個人情報の分析によって、検索結果に個人の趣向を反映させるパーソナライズド検索を導入したことで、ネットがフィルターを掛けられた社会になった」と指摘しています。

要するにユーザーの気に入ったモノばかりを見せられることになるということです。逆に、自分の趣味、嗜好に合わない情報に触れる機会が極端に減少します。以前検索した商品の広告が出てくる程度なら良いんですが。究極には、自分と意見の合う人や情報ばかりと接触し続け、違う意見を持った人との意見交換といった重要な機会なくなってしまうといったことも。

見たくない現実、聞き入れ難い意見

リアルの世界では学校や会社といった場所で、見たくない現実も、聞きたくない違う意見と出くわします。こうしたコミュニティから締め出された人たちにはより深刻ですよね。いわゆる引きこもり。引きこもって、ネットの中にだけに住んでいると、このフィルターバブルに包まれてしまい、自身の偏見や思い込みを解消してくれる機会がありません。この状況がどういう結果を生むかは想像できると思います。

DuckDuckGo(ダックダックゴー)

グーグルでも設定を変更すれば、個人情報や履歴を利用しないようにできます。また、DuckDuckGo(ダックダックゴー)という、利用者のプライバシーの保護と利用履歴等を記録保存しないことを運営方針(売り)とする検索エンジンもあるようです。TOPページには「あなたを追跡しない検索エンジン」とあります。検索の場面に合わせて、kuniも使ってみようと思います。皆さんがご利用になる場合は、自己責任でお願いしますね。