コロナ対策でウォーキング 筋トレとか

先日、どの新聞だったか忘れましたが、「コロナ対策にはウォーキングと筋トレを」という記事を見かけました。なんとまぁ悠長なことで。などと思ってたんですが、どうやら米国でも事情は同じようで、公園やらでウォーキングやジョギングする人が増加してるんだそうです。

ウォーキング

ウォーキングは代謝を良くするという面では、短期間でも一定の効果はありそうですが、足腰強くするとか、持久力付けるとかは1ヶ月くらいは続けないと、、、って感じだと思います。多くの方の期待する免疫力の向上に関してはどうなんでしょうね。

前にも書いたことありますが、kuniは1日2万歩近く歩くので、健康そのものです。っていうか、それぐらいしかウリがないんですが。20年近く継続していて、その経験から言わせてもらうと、やっぱり1ヶ月くらいは続けないと、自覚できるような変化は見られないような気がするんですね。

筋トレ

筋トレとなると、もっと時間が必要になります。筋肉量を増やす(いくらかでもマッチョを目指す)んだったら半年とかはかかると思います。もちろん若い人はもっと変化率高いですけど。ただ、これも筋肉を活性化するとか、固まったところ(コリ)とかをほぐすということなら効果はすぐに出ると思います。

新型コロナの感染が拡大し始めた頃、あるクラスターがスポーツクラブ経由で、、、なんて報道もありましたから、新聞では自宅で出来る筋トレを紹介していました。いわゆる自重トレーニングですね。自分の体重をダンベルやバーベルの代わりに使うわけです。

それほど難しいことではありません。腕立て伏せだって立派な自重トレーニング。膝を少し高いところに着いてやれば、かなり負荷が高まりますし、足先を高いところに着けばさらに負荷が上がります。また、手の間隔を広げたり、縮めたりすることで鍛えられる筋肉が変わったりも。

筋トレ、、、なかなか奥が深いですよ。みんなも一緒にやりませんか?

糖尿病予防には筋トレ

ダイヤモンドオンライン12/19の記事に、「糖尿病の予防、筋トレが最もコスパが高い方法だった」というのがありました。糖尿病は、失明や腎臓病、心筋梗塞を引き起こす怖い病気です。厚労省の調査によると、日本の糖尿病患者は1000万人を超えており、予備群も1000万人に上るそうです。

糖尿病の仕組み

人間は糖を摂取すると、血糖値が上がります。すい臓で作られたインスリンが血液中の糖を筋肉に取り込ませて血糖値は下がります。つまり筋肉が必要とする量以上に糖を摂取しすぎたり、インスリンが不足したりすると、血糖値が下がらず、血管が砂糖漬けになる。これが糖尿病なんだそうです。

ということで、糖尿病予防を考えるときの要素は、「糖の摂取量」、「インスリンの製造量(分泌量)」、「筋肉が取り込む糖の量」の三つになるということですね。しかし、すい臓を鍛えるというのは個人には難しそうです。ということで、残るは二つになります。

筋トレですよ、やっぱり

糖の摂取を控えるというのが一般的かもしれませんが、kuniはこの手のマイナス思考が好きじゃありません。食べたいものは食べる、以上。って感じですね。そうすると残るは「筋肉が取り込む糖の量」です。ダイヤモンドの記事では、「筋肉が多くなれば、糖をたくさん取り込んでくれます」と言い切ってます。横浜市立大学の石川教授です。

そしてさらに、「今ある筋肉に効率的に糖を使わせる有酸素運動もおすすめ」とのこと。ただ、教授は「筋トレがハードで大変なら・・・」と前置きされてましたけどね。

いやいやそんなことはありません。筋トレなんて誰にだってできますよ。筋トレで筋肉を増やしつつ、有酸素運動で効率的に糖を使わせる。この組み合わせが最強なのは間違いありません。あとは実行・継続するのみです。

おまけ

記事ではヘモグロビンエーワンシー(HbA1C)、血糖値、尿酸の値をチェックすべし、と書かれてました。ということで、先月送られてきたkuniの健康診断結果を公開。
HbA1C 基準値 4.6~5.5 のところ 5.0
血糖値 基準値 70~99 のところ 88
尿 酸 基準値 3.7~7.0 のところ 5.6  
です。見事に中央値キープです。これも週一回の筋トレと日々欠かさないウォーキングのおかげかと。

ウォーキング 1日1万歩? インターバル速歩

万歩計やスマホのアプリで自分の一日の歩数を測ってる方、最近多くなってきましたね。kuniもまぁ、その一人なんですが。生活習慣病の予防とか、運動不足解消のため、という目的が多いでしょうか。1日1万歩歩くのが良いと言われてますが、最近では1万歩は歩き過ぎという説も、、、。

信州大学 バイオメディカル研究所

身体に良いとされる運動、まぁとにかくいろんな説が出てきて、いったい何を信じて良いやら。って感じですよね。信州大学 バイオメディカル研究所が推奨しているのが、ウォーキングの常識を変えたと言われる、インターバル速歩という歩き方です。

インターバル速歩というのは、個人の最大体力の70%以上に相当する、本人が「ややきつい」と感じる早歩きと、40%程度の「楽な」普通歩きを、3分間ずつ交互に繰り返すウォーキング方法です。普通歩きを間に挟むことで、ほとんどの人が挫折することなく、継続することができるということのようです。

研究では、運動しないグループ、1日1万歩歩くグループとインターバル速歩を行うグループで5カ月間を比較し、インターバル速歩を実践したグループが体力の向上(体力的に10歳若返る)を確認できたとしています。また、生活習慣病の症状も改善したそうです。

1万歩は体力向上に効果なし

そして気になるのは、1日1万歩歩いたグループにはほとんどこうした効果はなく、運動しないグループとほぼ同じだったとのこと。これ、かなりショッキングですね。

これらの結果として、個人が「ややきつい」と感じる運動が体力向上に必須であること。そしてその体力向上が生活習慣病の予防・治療に有効であることを示唆している。楽な歩行を漫然といくら時間を掛けて実施しても、中高年の健康増進に効果はないんです。と言っています。

kuniも毎日ウォーキングしてますが、ゆっくり歩くより早歩きの方が効果があがるというのは、実感としてありますね。今日見てきたこの研究では、「体力の向上による生活習慣病の予防・治療」というアプローチになっていますが、アプローチの仕方によって、また違う答えもありそうです。

生活リズムを整える行動

7/8付け、これも日本経済新聞の記事なんです。「心の健康学」というコラムで取り上げていた話題。生活リズムが狂いがちな夏休みの過ごし方として、ある教師が自身の生徒から教わったこととして紹介されているのが、「毎日決まった時間に図書館に行くようにすることで生活リズムが整ってきた」という話。あるある、ですよね。みなさんもそういう行動、ルーティンってお持ちですか?

考え方を変えるのではなく、行動を変えることの方が役に立つ

この教師は生徒から聞いたこの話から、「考え方を変えるのではなく、行動を変えることの方が役に立つ」ということを気付かされたといいます。「ああするべきか」、「こうするべきか」、、、といろいろ考えて動けないでいるより、まず行動してそれによってリズムを作っていく。これってkuniも非常に重要なことだと思っています。

朝起きてすぐに顔を洗って、歯磨きする。これもリズムを作る行動の一つでしょう。毎朝、出勤する際も、電車の中で必ず新聞を読むとか、一駅手前で降りて会社まで歩くとか。いろいろとあると思います。やはり考えているだけではなく、実際に行動に移し、生活に組み込むことでリズムが生まれてきます。

kuniの場合は、朝身支度する前にストレッチと腹筋。会社の4駅手前から歩いて汗をかく。というのが出勤前のルーティンになっています。これをやらないとどうもリズムが出ないというか、調子がよくないんですね。で、このルーティン、結果的に体にもとても良いらしく、58歳になった今でも健康診断で何一つ悪いところが出てきません。あっ、あとは、週末の筋トレも。

朝の行動が効果的 なような気がする

知人の女性にも勧めてるんですが、女性の場合は出勤前に汗かきたくないという切実な問題があるんですね。で、帰り道に歩くことに。そりゃ確かに化粧崩れちゃうしね。けど、ルーティンで生活のリズムを作ろうとしているわけで、これを退社後にやるのってどうなの。という疑問もあるわけです。帰宅後の生活にリズムが出る。そのあとにあるのは良い睡眠につながる、という効果くらいでしょうか。

せっかくなら朝のルーティンでその日一日のリズムが出る、、、ってとこから始めたいですよね。kuni的には、一汗かくことがその後の生活のリズムのきっかけになっていて、汗をかくこと自体に爽快感もあるんですが。汗をかくことなく、どんなふうにリズムを作れるのか、、、少し研究してみたいと思います。

ロセオ ナップワンフィット Nupp1Fit

5/28 日経産業新聞の記事で見付けた、スタートアップ企業の記事です。ロセオはシェアリングサービスを展開するスタートアップ企業で、今回、1分単位でフィットネスジムを利用できるサービス Nupp1Fit(ナップワンフィット)を始めたというニュースです。

まずは、スマホにアプリをダウンロード。アプリで使えるフィットネスジムを探します。ジムではQRコードを読み取ることで、ジムの利用開始時間と終了時間を読み込みます。アプリが1分当たり利用料×利用時間で利用料金を計算して、そのままクレジットカードから引き落としてくれるということです。

フィットネスクラブって入会の手続きとかが面倒くさいんですよね。入会後も怪我をしたとか、ちょっと旅行するだとかで、一定期間使えなくなるってことが意外にあるんです。そんな時って1か月1万円程度の会費はとても高くつきます。入会金や会費が必要ないこのサービスであれば、このようなことは心配する必要なさそうです。

どこのジムが使えるんだろうか

記事では提携した都内の18店舗で使用可能となっていましたが、それ以上の情報はなし。ググってみたら、「LDH martial arts」とかが出てきましたが、こちらは格闘技系のフィットネスジムで、やや専門的過ぎるかと。

他にどんなフィットネスクラブが使用可能なのか、開示するべきですね。ということで、Nupp1Fitのホームページを見てみましたが、ここでも情報は提供されていませんでした。まぁ、とにかくアプリをダウンロードすれば分かるんでしょうけど、、、。ちゃんと腹落ちしないと次のアクションに進めない昭和生まれなもんで。

全国でチェーン展開している、ティップネスとかルネッサンスみたいな店舗は提携してないんでしょうかね。従来のフィットネスクラブのビジネスモデルにとっては、会員にはなってくれてるけどめったに来ない会員(幽霊会員)が結構美味しいはずだしなぁ、なんて考えたりもします。もしもう少し取っ付きやすいジムやクラブが使えるようになるんだったら、kuniも使ってみたいと思います。

ビジネスモデル

彼らのビジネスモデルは、「世界中どこでも、今やりたいと思った瞬間に、登録や予約なしで、様々なサービスや場所にアクセスできる。そして、必要なサービスを必要な時間だけ利用して支払えるプラットフォーム」というものです。今流行りのコワーキングスペースとかも、今後当然ターゲットになるんでしょうね。これからの展開に注目です。