レジャー白書2021 日本生産性本部の余暇創研

9/29付け日本経済新聞で「レジャー白書2021」が紹介されていました。2020年の余暇活動状況について、個別の意識や参加実態に関するアンケート調査および各業界の市場分析から検証して取りまとめたもので、10月4日に発行する予定だそうです。

新型コロナの影響で

わが国における余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録している唯一のものだそうで、今回公表分は昨年のものです。新型コロナの影響を受け、余暇関連市場規模は前年比23.7%減の55兆2,040億円と大幅に減少しています。

種目別に見て参加人口が大きく減少し、順位を落としたのは、「国内観光・旅行」や「外食(日常的なもの除く)」、「カラオケ」といった余暇の過ごし方。まぁ、想像通りの結果です。

一方で、参加人口が増加し、かつ順位を上げた種目は5つ。第1位になったのが「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」でした。第7位に入ったのが「ウォーキング」、12位に「体操(器具を使わないもの)」、14位に「ジョギング、マラソン」、20位に「トレーニング」と並んでいます。

ウォーキング ジョギング、マラソン

kuniも毎朝、ウォーキングやジョギングしてます。もう10年以上ですかね。昨年、確かに早朝ウォーキングやジョギングする人は増加しました。上記のデータは昨年分ですが、今年に入ってなお一層増加しています。

犬の散歩をさせる人もメチャ増えてます。どうせ連れて出るなら、人が少ない時間帯に。ということなんですかね。そんなこんなで、近所のウォーキングコースを備えた公園、人ごみ避けられるところだったんですが、今では逆に老人の密が発生しているような状況だったりします。

健康な人からウイルス続々

日本経済新聞電子版のコラム、「健康な人からウイルス続々、脳にも感染 潜伏の謎深く」を読みました。健康な人の身体(肺や肝臓など主な27カ所)から、少なくとも39種類のウイルスが居着いていることが分かったといいます。ここだけ読んだだけでも既にぞっとします。

感染しても何もしない

事故などで健康のまま亡くなった547人のデータから得られた結果だそうです。感染を免れていた組織はゼロ。想像を超える種類のウイルスは、脳や心臓にまで侵入していたとのこと。感染すると発症して酷い目にあうイメージですが、実は感染しても何もしないことが意外にあるんですね。

例えば、子供のころに感染する「水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルス」などは、頭や腰の神経節に数十年以上潜んでるそうで、疲労や加齢で免疫力が下がると動き出します。中高年でよくみられる帯状疱疹(ほうしん)を引き起こすんだそうです。

何十年にもわたって潜み続ける理由についてはまだ分からないようですが、「いったん感染したチャンスを生かし、1人の体内で増える巧みな戦略」と、ある教授。確かにそうですね、せっかく体内に入ることができても、すぐに発症して死んでしまったら、ウイルス自身も生存できません。

ウイルス感染に寛容になる

「ウイルス感染に対して、世の中がより寛容になるのか。逆に新型コロナウイルスの影響もあって、より過敏になるのか」ある教授はこのことすら分からないといいます。kuni個人的には寛容になるべきだと思います。いわゆる共生ですね。風邪と一緒です。

人生100年時代。人間の寿命がどんどん延びてきて、いくつものウイルスの潜伏期間を超えてくると、当然発症する機会も増加します。伸びた寿命の部分は決して免疫力が強いわけではないのでね。ウイルスには寛容に。自身の身体には厳格に。しっかり鍛えて免疫力をキープしていきましょう。

トトロの森 巡礼第一話

昨日は良い天気でしたね。新型コロナウイルス緊急事態宣言が東京でも全面解除されたので、トレッキングしてきました。以前から行ってみたいと思っていたトトロの森2号地というところ。埼玉県と東京都の境にある森ですね。トトロの森って全部で41カ所もあるんですよ、

埼玉県所沢市と東京都東村山市の都県境

西武池袋線で西所沢駅へ。駅から十数分、市街地を抜けて鳩峯公園へ。続いて八国山緑地に入り、トトロの森2号地のベンチででランチ。一つだけ用意されているテーブルとベンチを独り占めです。

天気も良し、気温はやや高かったんですが、森はヒンヤリしていて良い風が。とても気持ちよかったです。市街地を抜ける手前のセブンイレブンで買ったおにぎりが美味しいこと。

東京と埼玉の県境にある、多摩湖と狭山湖を囲む自然豊かな狭山丘陵は、ジブリアニメ「となりのトトロ」の舞台のモデルになったといわれています。例えば今回訪れた八国山緑地。映画の中では七国山として登場してます。サツキとメイのお母さんが入院していた病院が七国山病院でした。その裏山ですね。

やっぱり自然は

kuniも森に入ったのはかなり久しぶりだったんですが、やっぱり自然は良いです。そういう環境で育ったからなのかもしれませんが、そういう環境で育ったわけでもない連れも自然を感じ、感動していたみたい。トトロの森巡礼の第2話も、できれば近いうちに…。

八国山尾根道コースを歩き切った先には西武園があり、西武遊園地駅から帰途につきました。西武園遊園地やライフメットドーム(西武球場)も、コロナでお休みだったんでしょうが、この日は再開に向けた準備が始まってるようでした。

新型コロナウイルス緊急事態でテレワーク。自宅に籠って閉塞感や孤独感を感じている方には、森や山の自然に浸るのが良さそうですよ。

ゴールドジム(GGIホールディングス) 経営破綻

年々高まる健康意識。新型コロナウィルス感染拡大により、皆さんも健康意識がさらに高まっていると思われます。しかしそんな中、米国ではフィットネスジム「ゴールドジム」を運営するGGIホールディングスが米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻しました。

筋トレの聖地

なんて言う人もいるくらい、世界的にも有名なフィットネスジムだけに、このニュースは衝撃でしたね。日本でも94店舗を展開してきたそうです。米国の運営会社は破綻しましたが、日本のゴールドジムは本社との資本関係のないフランチャイズだそうで、影響はないそうです。

しかし皮肉なものですね。新型コロナウィルス感染拡大で健康意識は高まり、間違いなく需要が拡大する業界であるにもかかわらず、その恩恵を受ける前にこのようなことに。日本でも感染拡大の初期に、フィットネジムでクラスターが発生したことから、早々に悪役にされてしまいました。

米国らしい経営判断

米連邦破産法11条というのは、日本における民事再生法に相当するものです。チャプター・イレブンって聞いたことありませんかね。今回の米GGIホールディングス、新型コロナウィルスの影響があったのは確かでしょうが、直営の30店舗を閉じるのが目的のようです。

同社のオーナーはファンドで、COやCOOも任期2年の雇われの人たち、ゆえに経営が悪化すると見切りが早いと。不採算店の債務を帳消しにして再スタートをもくろんだのでは。とも言われてますね。

フィットネス業界では、大手の総合フィットネスジムから、より細分化された健康関連サービスへと、ニーズが変化しているところなんですね。ゴールドジムのような伝統的な筋トレジムにはすでに逆風が吹き始めていたんでしょう。どのような業態で再スタートとなるのか、、、これも気になります。

ちなみにkuniの場合は10年ほど前から家トレ派です。モチベーションの維持には苦労しています。

また「優良誤認」 EMS機器のスレンダートーン ヤーマン など

消費者庁はEMS機器の販売業者4社に対し、4社が供給するEMS機器に係る表示について、それぞれ景品表示法に違反する行為(優良誤認)が認められたことから、同法に基づく措置命令を行いました。オークローンマーケティング、ディノス・セシール、プライムダイレクト、ヤーマンの4社です。

スレンダートーン

テレビショッピングっていうやつですかね。よく見かけるEMS(electrical muscle stimulation)機器の宣伝。今回優良誤認とされたのは、いずれも「お腹に巻くだけで引き締まった腹筋が手に入る」みたいな製品です。先ほどの4社で7商品がアウト判定ですね。

中でも一番よく見かけた記憶があるのが、オークローンマーケティング社のスレンダートーンという商品かな。元サッカー日本代表エースストライカーの城彰二選手がCMのモデルに起用されているヤツ、、、と言えばピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。元モデルの山田ローラさんも起用されてるようです。

お腹に巻いて筋肉が外から刺激され、脂肪が燃焼して、筋肉がよみがえる、、、なんて、本当に信じちゃうんですかね。藁をもつかむといった心境で購入されるんでしょうか。もし効かなかったとしても、この価格だったら、、みたいな価格設定も上手いんでしょうね。

もう一つよく聞く名前がヤーマン。この会社上場企業なんですね。有名なのはコロコロローラーでしたか、いわゆる美顔器で有名になったんでしたっけ。今では美容健康機器の業界を牽引するメーカーだとか。このニュースが伝わった直後も株価はあまり下げてません。

腹筋ローラー

楽して美しくなれないことが分かったところで、kuniのお勧めです。腹筋ローラーと呼ばれるトレーニンググッズ。1輪の軸の両側にハンドルが付いたヤツですね。これは効きますよ。しかもお値段は1,000円とか1,500円で手に入ります。その代わり結構キツイですが。。。