リンカーズ株式会社 社長逮捕で株価急騰?

不同意わいせつの疑いで社長が逮捕されたリンカーズ株式会社。開示翌日の前場になんと株価は急騰。前日終値188円の株が9時半過ぎには230円(42円高)まで買われていました。なんと22%もの上昇です。

相場の世界では突拍子もない、理解不能な急騰や急落が起きることはまぁ、あるにはあるんですが、この株の急騰には驚きました。出来高もかなり急増していますから、証券口座の乗っ取り詐欺による買い煽りによる急騰ってのはなさそうな感じ。

メチャ売られるだろうとみていたら、5円安で意外にあっさり値が付き、反騰し始めたもんだから空売りしていた向きが焦って買い戻しに・・・。その買い方の動きを見ていて、ひょっとして裏に何かあるのか?みたいな感じで提灯をつける投資家が一気に増加。そんな感じでしょうかね。

高値を付けた後は反落に転じ、結局のところは、164円(前日比24円安)で大引けを迎えました。まさにジェットコースター相場。200円台とかで提灯つけた人はえらいこっちゃ、ですね。

リンカーズ株式会社 代表取締役社長が逮捕

リンカーズは1/20、「当社代表取締役社長の逮捕に関する報道について」を公表しました。逮捕については、1/18付の上毛新聞で報道されたようです。

いやいや、なんとも。会社側の開示では、「報道については把握しておりますが、それ以外の情報については現在事実確認を行っているところ」だそう。上毛新聞の記事では、

逮捕理由は不同意わいせつの疑いらしく、「群馬県渋川市内の旅館内で、マッサージ店の40代女性従業員の体を触るなど、わいせつ行為をした疑い」としています。本人は「無理やりではない」と容疑を否認しているとか。

リンカーズは東証グロースに上場する企業で、マッチングプラットフォームの運営を中心に課題解決のサービスを提供。技術マッチングで、モノづくりの生産性の最大化を支援する会社だそうです。が、毎期赤字を垂れ流している株価200円割れの会社です。トホホな会社のトホホな社長さん。

株式会社サンウェルズ まだまだ揉めてるみたいで

株式会社サンウェルズは1/16、「監査等委員会による外部弁護士への社内調査の委嘱に関するお知らせ」を公表しました。以前当ブログでも取り上げた、有料老人ホームにおける約28億円の診療報酬の不正請求が発覚したあのサンウェルズです。

社長による運転代行サービスの不正使用

今度は社長による運転代行サービスの不正使用だそうです。本来の業務に使用するだけでなく不正な利用があったようで、その金額もそれなりのもののようです。同社が東証グロースに上場する際に外部機関に提出した審査用資料等においても、虚偽の記載となっていたのではないかとの指摘を受けているそう。

まぁ、28億円の診療報酬の不正請求に比べれば大した金額ではなさそうですが、ここの社長、なにからなにまでやりたい放題。

先日公表した業績の下方修正でも、従業員がどんどん辞めていって、施設の運用がままならなくなっていることが説明されていました。株価も安値更新中。とうとう「終わり」の始まりのようです。社長が追放され、会社が上場廃止になるのは構わないけど、施設の利用者が路頭に迷うなんてことがないようにしてほしいものです。

KDDI 連結子会社ビッグローブ等で不適切な取引 従業員の不正も

KDDIは1/14、連結子会社ビッグローブとその傘下のジー・プランの広告代理事業に関し、不適切な取引が行われていた疑いが判明したと公表しました。特別調査委員会を設置して事実関係などを明らかにするといいます。

子会社であるビッグローブ株式会社及び同社の子会社であるジー・プラン株式会社の広告代理事業に関し、社内監査役及び内部監査部門による調査を実施。まず、売上高等が過大に計上されていた可能性が判明しました。

さらに、外部の弁護士・公認会計士を含む社内調査チームを設置して追加の調査を進めた結果、広告代理事業の一部に、社員による不適切な取引の疑いが確認されたとのこと。

「社員による不適切な取引の疑い」ですかぁ。 どうやら、売上高の過大計上という不適切な会計処理にとどまらず、子会社従業員が金銭詐取などの不正を働いていた・・・っていうところまでが見えてきたということのようです。KDDIの関与はなかったのかな?

プルデンシャル生命保険 従業員(営業員)の不正行為(詐欺)

またしても生命保険会社の不祥事が発覚しました。不正を公表したのはプルデンシャル生命保険。プルデンシャル生命保険株式会社は、アメリカ最大級の保険・金融サービス機関プルデンシャル・ファイナンシャルの日本法人。いわゆる外資系保険会社ですね。

保険営業員が本業に関わる不正で顧客から不正に金銭を詐取した事例が3件、被害額は約6000万円。さらに、本来の保険業務とは別に、社員が顧客に対し無認可の金融商品を紹介して出資金などをだまし取るケースでは、顧客498人に対して顧客に損失を与え、不正に受け取った金額は総額30億8000万円に上るそう。

際立っているのは、顧客498人から約31億円を詐取していた営業員が106人もいたことです。これだけ大勢の営業員が不正を働いていたという事例は過去にはなかったと思います。今回公表された調査結果についてはまだまだ断片的な印象が強く、今後さらに被害が拡大することもありそうです。

そして気になることがもう一つ。本業に関わる不正と、同社保険業務とは別の詐取事案という仕分けで調査結果を公表していること。後者についてはまるで同社が関与しておらず、同社に弁償する義務はないと言わんばかりの表現になっているところです。一昨年辺りから不祥事を連発してきた同社ですが、やっぱりおかしいよ、この会社。