冬ボーナス 上位5社にゼネコン3社 に違和感

日経新聞によると、2025年冬のボーナス調査で、大手ゼネコンが支給額上位5社のうち3社を占めたとのこと。違和感あるのはkuniだけかしら。

旺盛な建設需要や資材高騰を背景に、採算性の高い工事が増え業績が改善したとの説明も。しかし、そもそもは「人件費の高騰」や「建築資材の高騰」で採算が悪化・・・業績にマイナスインパクトが・・・って言ってたのにね。請求する工事費爆上げで乗り切ったということでしょうか。

似たような話は他にもあって、「輸入穀物等の価格上昇で企業努力ではもうどうにもなりません。」と言いつつ、相次いで商品価格の値上げをしてきた多くの企業が「今期業績が過去最高益を更新」なんてのも一緒ですよね。多分そうした企業もボーナス上ってるんでしょう。

長らくデフレになれてきた一般消費者にとってはこれにも違和感がありそう。インフレの時代ってそういうものかもしれないけど。だからこそ、賃金の上昇が不可欠ってこと。

明治安田生命 70代の女性営業職員が計17顧客から約2億円を詐取

明治安田生命は12/12、群馬支社に勤めていた70代の女性営業職員が顧客に架空の高利回り投資を持ちかけ、計17人から約2億円をだまし取っていたと発表しました。保険会社ではよくあるパターンの不正行為ですね。以前、第一生命でも同じような話がありました。

いずれも長期間の取引で構築した顧客との信頼関係を悪用する手口であり、発覚時点では行為者が70歳以上というパターンです。行為の期間は2010年以降ということですから15年間に及ぶ行為です。

この明治生命、今年6月にも従業員の不正行為が発覚しています。明治安田生命のグループ会社である、明治安田システム・テクノロジー株式会社の元社員による水増し発注を通じた委託費の私的流用です。こちらも2013年から12年間、被害金額 約1億8,777万円だそう。

この件を受けて、システム会社社員へのコンプライアンス教育の徹底を図るとともに、グループ全体のコンプライアンス態勢のさらなる高度化に向けた取組みを継続実施していく。と表明していましたので、その後のコンプライアンス・ガバナンス態勢の高度化により、今回の不正を見つけることができた・・・ってことなんですかね。であれば、良いのですが。この際膿を出し切りましょう。

東京ボード工業 また工場火災ですか

東京ボード工業は12/2、「(開示事項の経過)佐倉工場製造ラインの復旧目途に関するお知らせ」を公表しました。11月にまたしても佐倉工場で火災を起こしていたんですね。マジで懲りない会社です。

当ブログが取り上げた同工場の火災事故だけでも、2023年1月、2024年12月に起こしています。そのたびに開示では事故を矮小化するかのような表現を繰り返し(今回は小火と表現)、毎度焼けてしまった機械が海外製のため海外から技師を呼ぶので復旧に時間がかかりますというオチがついてます。

主力工場で、ここが稼働しない期間は業績に大きなインパクトがあるというのは何度も経験してきたはずですが、何度事故を起こしても態勢の改善が見られません。東京ボード工業のガバナンスっていったいどうなってるんでしょう。株価も全然下げ止まる気配がありません。上場廃止もそろそろ視界に入ってきたんじゃないかな。

今日は少々端折った書きぶりになりましたが、詳細は過去記事でご確認ください。

自転車の飲酒運転で自動車の運転免許停止

電動キックボードや自転車の飲酒運転で警察に取り締まられ、運転免許停止(免停)処分を受けるケースが急増しているんだそうです。電動キックボードなど「特定小型原付き自転車」の飲酒運転による免停は今年1~9月に77件、自転車は同896件で、いずれも昨年1年間の10倍以上だったそう。

電動キックボードは当然だと思うけど、自転車の飲酒運転(酒気帯び運転含む)で自動車の運転免許が停止になるってのは盲点でしたね。昨年の改正道交法施行で、自転車の酒気帯び運転(呼気1リットルあたり0・15ミリ・グラム以上のアルコール)に罰則が導入などされてるんですね。

それ以降、各地の公安委員会が違反者に自動車の免停処分を適用し始めたといいます。免停処分となった896人の都道府県別では、大阪が340人と最多で、東京124人、和歌山73人、奈良66人と続いています。愛知は4人、福岡は17人。一方で22県は1人もおらず、自治体によって対応にはばらつきがあるようです。

チャリで居酒屋、スナックでちょい飲み。こんなのそこら中にありますわな。気を付けましょう。チャリでも飲酒運転はアウトです。

うまかっちゃん 東京では販売されてないみたい

最近インスタントラーメンにはまっていて、昔はよく食べていた「うまかっちゃん」を探しています。東京では大手のスーパーでも取り扱ってないみたいで途方に暮れております。

製造元のハウス食品のHPで確認してみると、販売地域という説明があり、「近畿、中四国、九州、沖縄県」と明確に宣言されていました。うまかっちゃんには何種類かのラインアップが用意されていて販売地域も微妙に違ってるんですが、いずれも東は近畿圏まで。中京、関東以北では売る気ないみたい。

なんでこんな方針なんでしょう。同商品は九州の民には「これぞ博多とんこつ」として大人気のラーメン。関東にも九州出身者たくさんいるだろうに。九州の福岡工場で製造されているから、輸送コストの問題?いやいや袋麺の輸送コストなんてたいしたことないだろうに。

ハウス食品という大手にもかかわらず(ラーメンはそれほど本気じゃない?)、西日本限定という同社の対応には異議を申し立てたいです。ネットで買えよってことかもしれませんが。