株式会社テクノフレックス 連結子会社で不正(キックバック)が発覚

株式会社テクノフレックスは2/6、「特別調査委員会の設置及び 2023 年 12 月期決算発表の延期に関するお知らせ」を公表しました。同社連結子会社にて不正が発覚したとのこと。特別調査委員会を設置して調査を開始、決算発表も延期です。

株式会社テクノフレックス

株式会社テクノフレックスは金属加工技術を活用し、管継手(かんつぎて)と呼ばれる、配管同士の接続部分を製造する継手事業が中核です。アジアでの生産で価格競争力を強化し、管継手ではシェアトップ。この技術を応用して防災・工事事業など多角的に展開する東証スタンダード上場企業です。

不正の概要

同社連結子会社において、複数の相手に対し、複数年に渡って架空の取引代金を支払い、その一部を私的に受け取っていた可能性があることが判明したといいます。いわゆるキックバックのようですが、「だれが」の部分の主語がありません。従業員なのか、複数名なのか、役員だったりするのか、、、まったく分かりません。

さらに連結子会社についても社名は伏せられており、分からないことづくし。せめて発覚の端緒くらいは書いてほしかったですね。特別調査委員会でまずは調査してからということですかね。この開示を受け、テクノフレックス株は一時11%安まで売られました。