ドーン 大発会、失注でストップ安

1/4の東京株式市場の大発会。縁起良くないんですが、株式会社ドーン(2303)が派手にストップ安。1629円でなんと500円安となってしまいました。この急落に関して、会社側からはもとより、株探等の情報提供会社においても売り材料が明らかにされていませんでした。

株式会社ドーン

地理情報システム(GIS)を構築するための基本ソフトウェアの開発・販売などが中核。GISを構築する企業へのライセンス販売、GISアプリケーションの受託開発、クラウドによる地図情報などの配信を手掛ける企業。ジャスダック上場企業です。

2010年から提供を開始した「緊急通報システム(Web119)」の自治体等への導入が買い材料となっていました。防災分野で現場の状況をライブで伝えるシステムで、消防署向け等で実績を積み上げています。

受注できず

そのドーンが「失注で大幅下落」というつぶやきをtwitterで発見。一緒にデジタル官報のリンクもありました。1/4公表の官報、そこには、「住宅地図データセットⅠ 1式」と「110番映像通報システム 1式」という、警察庁が発注する事業の落札者名が。かなり高額な事業です。

ただし、これらを落札したのはいずれも他の企業でした。そもそも最も得意な事業で落札を確信していたということでしょうかね。これを他社に持っていかれたということで一気に売られたということのようです。

この失注の話題はともかく、リアルタイムで官報を読み、同社にとっての悪材料を発見。それをtwitterでつぶやく人。正直これに驚きました。世の中にはすごい人がいるものです。つぶやかれていたのはkuniがフォローしている方ですが、ここでは名前を伏せておきます。

東京センチュリー株式会社 エアバス60機の発注

東京センチュリー株式会社は1/4、「連結子会社Aviation Capital Group によるエアバス機体60機の発注決定について」を公表しました。2022年第1号の開示です(正確にいうと2社目)。エアバス社に対しA220 Family 20機、A320 neo Family 40機の計60 機を発注することを決議したとのこと。

東京センチュリー株式会社

東京センチュリーは、伊藤忠系のセンチュリー・リーシング・システムと、みずほフィナンシャルグループ系の東京リースが合併して誕生したリース会社。国内リース事業では業界大手であり、情報通信機器のリースに強みを持つ企業です。もちろん東証1部上場企業です。

航空機かぁ

オミクロン株登場でいまだ収まる気配のない新型コロナ。航空業界は非常に大きな影響を受けている業界ですよね。それでも将来への設備投資としては一定の新型機を保有しておく必要がある。というのは頭では理解できるんですが、現時点でこういう決断はしびれるでしょうね。今回発注する60機の納入は、2024 年~2028 年の間ということです。

開示では両機種とも燃料消費量を25%とか20%削減できるということが書かれてます。コロナ以外にも、ジェット燃料で飛ぶ航空機に対しては、これからどんどん脱炭素の面からも逆風が吹くと思われます。燃費が少し良い(CO2削減に貢献できる)ということでこの逆風をかわすことができるでしょうか。

連結子会社は米国の会社で、発注を決定したのは昨年末ということですが、しかし、まぁ、年初から痺れる決断ですなぁ。

株式会社アウトソーシング 不適切会計さらに拡大

連結子会社における不適切な会計処理の疑いがあることを公表し、調査委員会を設置し、調査に取り組んでいたアウトソーシング。12/28、「調査委員会調査報告書の受領に関するお知らせ」を公表しました。

おさらい

同社連結子会社のアウトソーシングテクノロジーの上場準備の過程において、不適切な会計処理が行われていた疑いがあることが判明したのが始まりでした。子会社である、株式会社アネブルにおける仕掛品等の過大計上等の疑いがあり、アウトソーシング社の第3四半期決算の連結財務諸表に、数億円の影響を及ぼす可能性があるとしていましたね。

さらに拡大

当初グループ4社を調査していたようでしたが、調査委員会から28日受領した報告書では、不適切会計をしていたのが17社に広がったようです。売り上げの架空計上や早期計上、仕掛品の過大計上、費用の繰り延べなどが発覚したようです。

2016年~21年の間に売上高が累計で9億5100万円減少、営業利益が2億7700万円減少。逆に21年に関しては売上高が1億円強、営業利益が4億円弱増える見通しだそうです。

要するに売上やら利益やら、とにかく足元の決算を良く見せるための操作をしているわけですね。これってまさに経営が業績向上に向けた圧力をかけ続けた結果起きてしまう事象。現場が追い詰められ、不正に走らざるをえなくなるという、他社でもよく見る光景です。

28日の株式市場では午前中の提出期限再延長の発表を受け、一時、ストップ安水準まで下落、終値は269円(16%)安の1366円となっていました。四半期報告書の提出期限は1/14です。

お正月 マイカーのしめ飾り

正月なのでゆる~い話題二日目。前にも書いたことありますが、kuniは毎日早朝と夕方1時間程度ウォーキングしてるんですね。元日も休むことなく歩いてきました。大晦日は交通量が一気に増加し、元旦からは逆に減少。歩いている人もメチャ少なくなってます。

お正月飾り

皆さんのお宅でもお正月飾り、飾ってらっしゃいますよね。お正月飾りという場合、門松、しめ飾り、鏡餅の3種類を指していうことが多いようです。ただ、kuniの家では最近、玄関のしめ飾りしかしてません。かなりサボってしまってます。

お正月飾りは、お正月に家々を訪れる年神様(としがみさま)をお迎えするための目印であり、神様に滞在していただくための「依り代(よりしろ)」なんだそうです。年末辺りから飾って、kuniの育った地域では1/15まで飾っておくものでした。ちなみに関東では1/7までだそうです。

車のしめ飾り

年末から今日までウォーキングしていて初めて気が付いたんですが、車にしめ飾り付けてる人まったく見ませんでした。自家用車も商用車も含めて。もう最近ではこれが当たり前なんですかね。昔はほとんどの車がフロントグリルのところにしめ飾り付けてたんです。何で付けなくなったんでしょうね。っていうか、若い人はそういう習慣があったことすら知らないかも。

歩いている最中に住宅の玄関も見てたんですが、一戸建ての玄関のしめ飾りはほぼ100%のお宅で飾られてましたね。ただこれも、マンションとかになるとどうなんでしょう。

時代の変化と言ってしまえばそれだけのことかもしれませんが、やはりお正月という文化そのものが希薄化していってるんでしょうね。年賀状も毎年減少していると聞きますし。

四元豚って? 孤独のグルメ

正月ということで、ゆる~く朝からテレビ。テレビ東京の孤独のグルメを見ていました。ひたすらに主人公の井之頭五郎が、独りで食事を楽しむシーンと心理描写をする人気番組です。もともとは漫画だったらしいですが、テレビでは松重豊さんが演じてらっしゃいます。

四元豚

年末年始はこの孤独のグルメの一気見特集みたいなのやってて、ついつい見てしまってます。その中で中華料理屋でのシーン。中華最強の一品として回鍋肉が出てくるんですが、そこで使われている豚が「四元豚」だというのです。

四元豚、、、「よんげんとん」って読むんですね。kuniもスーパーとかで買ったりもしていたんですが、なんとなく読み方がよく分からないままでした。主人公が口に出して読んでくれ、やっぱ、そう読むんだ、と納得した次第です(ほとんどの人にはこれ当たり前なんだろうけど)。

三元豚も

気になって調べてみたんだけど、「四種類の豚の純粋種を掛け合わせたのが四元豚」なんだそうです。ということで、「三種類の豚の純粋種を掛け合わせた三元豚」というのもあるらしいです。って、いわれてみると三元豚も食べてきたような気がします。

純粋種それぞれの品種の長所を併せ持つ品種を作る、つまり純粋種の“イイとこどり”をした豚を作るんだそうです。日本国内産の食用豚のほとんどは三元豚で、欧米では四元豚が主流という傾向があるようです。三元豚に比べ、四元豚の方が少し価格が高いのが一般的らしいです。

三元豚、四元豚、正直お味の違いはkuniには分かりません。これまで食べた中ではやはりイベリコ豚が一番美味しかったかな。けどこれは産地の名前?純粋種の名前?、、、食の世界のことまったく分かってません。