ニュータイプの時代

mibunrui

10/10付け日本経済新聞の記事に、「『役立つ』より『意味がある』」というインタビュー記事がありました。応えていたのは、「ニュータイプの時代」著者 山口周氏です。山口氏は「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」の著者でもあります。コンサルの方なんですね。

問題解決より問題発掘

20世紀は解決すべき問題が多く、解決策が希少な世界だった。だから問題解決のために自動車や家電が次々と発明され、大量生産された。それには従順で勤勉な人が大量に必要だった。との指摘。確かにその通りですね。

ところが今は、解決されるべき問題はだいぶ減少し、希少になってきたのが足元の世界だ。重要なのは問題解決能力より問題発掘能力に変わり、『役に立つ』より『意味がある』事業を考える方が価値を生む時代になった。ニュータイプとはそれができる世代だ。とおっしゃってます。課題解決型から課題発見型へ、、、という話は他でも読んだことがあります。

また、、『役に立つ』より『意味がある』事業という意味では、「モノ」から「コト」へ、、、といった事業の転換なんかもよく聞きますね。

テクノロジーで解決すべき課題が減少してきたので、代わりに問題提起してあげることが重要。というところまでは理解するものの、その先のイメージが湧かないんですね。課題を発掘してあげて、「意味がある」事業。

例えばコンビニで考えると

突然必要になったモノ。それが夜中であってもさっと調達できてしまう。開いててよかった、、、のコンビニは、20世紀最高の課題解決型事業、みんなの役に立つ事業だったと思います。そのコンビニでさえ、曲がり角に来ているような感じですよね。

これが、「意味がある」事業となっていくためには、どう変化していく必要があるんでしょう。kuniの頭で考えていても、何も浮かんできません。上手く整理、消化できてないんだろうなぁ。やっぱりオールドタイプなんでしょうか。

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