お正月の日本経済新聞で「会員制リゾート復活」という記事がありました。1998年にピークアウトした会員制リゾート、2002年に底を打ち、2018年には20年前のピーク時を上回っているとのこと。訪日観光客の増加で高級ホテルの予約ができなくなって、、、というのが原因だそうです。
別荘は人気離散
一方で、総務省によると国内にある別荘やセカンドハウス用の「二次的住宅」は18年に約38万戸。ピークだった15年前の約4分の3に減ったそうです。税負担など維持コストの重さが敬遠されているとのこと。以前kuniも知人の別荘に連れて行ってもらったことがありますが、たまにしか使わないゆえに、メンテナンス(草刈りや掃除)の大変さを実感しました。敬遠されるのもわかるような気がします。
ゴルフの会員権も
ゴルフの会員権もあまり派手な話題を聞きませんね。バブル当時は会員権が何千万円になったとか、億円超えてきたみたいな景気のいい話をしょっちゅう聞きました。ゴルフ会員権がまさに投機の対象になってたんですね。若い人には想像がつかないかもしれないけど。
資産価格が高騰する場面ゆえ
株価が上昇、不動産価格も上昇。低金利下の金余りで資産価格が軒並み上昇し始めています。おそらくバブル時のゴルフ会員権のような投資対象が現れてくるんでしょうね。それが会員制リゾートの会員権なんでしょうか。歴史は繰り返す、といいますが、毎回少しずつ形を変えてやってきますからね。そう単純な話でもなさそうです。
オリンピックや大阪万博も控えつつ、堅調な訪日観光客。ホテル需要はバブルの域に近付きつつあるように見えますが、あと数年はもちそうな感じ。さてさて次のバブルはどこに現れるのか、も気になるところです。