トトロの森 巡礼第一話

昨日は良い天気でしたね。新型コロナウイルス緊急事態宣言が東京でも全面解除されたので、トレッキングしてきました。以前から行ってみたいと思っていたトトロの森2号地というところ。埼玉県と東京都の境にある森ですね。トトロの森って全部で41カ所もあるんですよ、

埼玉県所沢市と東京都東村山市の都県境

西武池袋線で西所沢駅へ。駅から十数分、市街地を抜けて鳩峯公園へ。続いて八国山緑地に入り、トトロの森2号地のベンチででランチ。一つだけ用意されているテーブルとベンチを独り占めです。

天気も良し、気温はやや高かったんですが、森はヒンヤリしていて良い風が。とても気持ちよかったです。市街地を抜ける手前のセブンイレブンで買ったおにぎりが美味しいこと。

東京と埼玉の県境にある、多摩湖と狭山湖を囲む自然豊かな狭山丘陵は、ジブリアニメ「となりのトトロ」の舞台のモデルになったといわれています。例えば今回訪れた八国山緑地。映画の中では七国山として登場してます。サツキとメイのお母さんが入院していた病院が七国山病院でした。その裏山ですね。

やっぱり自然は

kuniも森に入ったのはかなり久しぶりだったんですが、やっぱり自然は良いです。そういう環境で育ったからなのかもしれませんが、そういう環境で育ったわけでもない連れも自然を感じ、感動していたみたい。トトロの森巡礼の第2話も、できれば近いうちに…。

八国山尾根道コースを歩き切った先には西武園があり、西武遊園地駅から帰途につきました。西武園遊園地やライフメットドーム(西武球場)も、コロナでお休みだったんでしょうが、この日は再開に向けた準備が始まってるようでした。

新型コロナウイルス緊急事態でテレワーク。自宅に籠って閉塞感や孤独感を感じている方には、森や山の自然に浸るのが良さそうですよ。

トンボの姿を見かけない

9/16付け日本経済新聞のコラム「私見卓見」のタイトルです。このコラムは一般読者の方が投降した記事を紹介してるんですね。結構いい話が出てきます。今回の「トンボの姿を見かけない」も、非常に納得のお話でした。

蛍の姿を見かけない

kuniが小学生のころ住んでいた田舎。自宅のすぐそばには小川が流れていて、夏は蛍が普通に見られました。ごくたまにですが、家の網戸や蚊帳に飛んでくることも。しかしやがて蛍を見る機会は減っていき、引っ越しを機に二度と見ることがなくなりました。

ギンヤンマ オニヤンマ

一方、トンボはその後もたくさんいたような気がします。シオカラトンボ、麦わらトンボはもちろん、イトトンボ、赤トンボにギンヤンマ、オニヤンマ。近所の水田で、kuniが実際に捕まえたことのあるトンボだけでもこれくらいは思い出せます。

ギンヤンマやオニヤンマは体調もデカく、これを捕まえると子供たちの中でもヒーローでしたね。こいつら、なかなか獰猛で、共食いなんかもします。捕まえるときは田んぼのあぜ道で、虫取り網をブンブン音を立てて振ってやるんです。すると、縄張りを守るためなのか近くに威嚇するかのように飛んできます。そこを捕まえる。というか、振ってる網に飛び込んでくるイメージかな。

ホントに最近見てない

大きく脱線してしまいました。10年ほど前に家を建て、今の街に引っ越してきたんですが、それからトンボを見かけてないような気がします。東京には水田がないので、もともとトンボが住むには厳しい環境だったのかもしれないけど。

コラムでは、「人間の住む環境が悪化すれば、そこに生息するトンボは環境に弱いものから順に滅び、最後にはほとんどの種類のトンボを目にできなくなる。」と言っていて、最後には次のようなドキッとするコメントが。

「トンボが飛んでいるということは、とりもなおさず人間が住むに適した環境であることを意味する。」、、、「周りにトンボが生息し続けているか、トンボを目にできるか。それは、人間の住む環境を判断するうえで大事な指標といえる。トンボが周りに飛んでいれば誰しもハッピーになれる。」