タカラレーベン・インフラ投資法人は7/26、「LS 稲敷荒沼2発電所における電気ケーブルの盗難被害等発生に関するお知らせ」を公表しました。同発電所の電気ケーブルが切断され、盗難される被害の発生を確認したということです。
電気ケーブル
電気ケーブルが切断され盗難された。と聞いて皆さんピンとくるでしょうか。一般的なところでいうと、ケーブルの芯には銅線が使われていて、この銅線を盗んで皮膜を除去し、銅を販売して換金するわけです。銅線の盗難事件って結構あるんですよ。
タカラレーベン・インフラ投資法人での盗難電気ケーブルが銅線だったか、もっと高価な特殊電線なのかは開示資料では確認できませんが、おそらく盗む目的は一緒だと思われます。
何回目?
今回タカラレーベン・インフラ投資法人の開示資料等を遡ってみたところ、何度も同じような事件が出てきます。今年6/15には、LS水戸高田発電所における電気ケーブルの盗難被害が発生していますし、昨年3/5には、LS静岡御前崎発電所における電気ケーブルの盗難被害が発生しています。
これらの発電所はいわゆるメガソーラー、太陽光発電所のようです。人気のない山岳地等に作られている分、警備が薄いなどの特徴はありそうですし、同一犯によるものなのか、、。しかし、それにしても頻発しすぎでしょう。これもガバナンスの問題かもしれませんね。