タピオカミルクティーはバブルティー

12/4 日本経済新聞で2019年のヒット商品番付が発表されていました。東西横綱にはそれぞれ「ラグビーW杯」、「キャッシュレス」が、、、順当なところです。そして、西の大関には「タピオカ」ですと。こういうご縁のないものは通常触らないkuniなんですが、なんと今年一口だけ飲みましたぞ。

確かに流行りましたね

街を歩いていて妙な場所に行列ができてると思うと、そこはタピオカ屋さんがオープンしてた。そんな経験もありました。インスタ映えとやらが人気に拍車をかけたんだそうですね。そんな中、東京商工リサーチさんが「タピオカ屋さん動向調査」なる調査をされ、公表されています。

その調査によると、「タピオカ」専業および関連事業を営む企業は、今年3月末時点で32社。これが8月末には60社に増加してるんだそうです。わずか半年ほどでほぼ2倍ですね。どおりで街で見かける機会が増えたわけです。

バブルティー

このタピオカミルクティー、北米ではバブルティー(bubble tea)と呼ばれるそうですね。ミルクティーの中のタピオカがバブルに見えることから・・・というんだけど、沈んでますよね、底に。バブルに見えないんだけど。

さきほどの動向調査によると、今回のタピオカブームは第3次ブームなんだそう。第1次ブームは1992年頃、第2次ブームが2008年頃だそうです。この2回はそれぞれ、バブル崩壊直後とリーマンショックに重なります。で、今回は米中貿易摩擦、英国のEU離脱、国内では消費税増税と重なる、、、と指摘しています。

リーマンショックもサブプライムが崩壊したわけで、過去2回については、いずれもバブルが弾けたわけです。さて、今回は何のバブルが弾けるんでしょう。バブルが弾ける頃に流行るから、、、そういうことでバブルティーと呼ばれているわけではなさそうですが。