ニーズウェル(3992) プライム市場の上場維持基準

7/9に東京証券取引所は、新市場区分における上場維持基準への適合状況に関す
る一次判定の結果を通知したようです。TDnetでは、「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果について」というタイトルがたくさん出てますね。

プライム市場

これらの開示の内容は、「東京証券取引所から新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領し、プライム市場の上場維持基準への適合を確認いたしました」というものです。プライム市場に適合しているとのお墨付きをもらったということですね。

2022年4月4日に導入される東証の新しい市場区分は、スタンダード市場、プライム市場、グロース市場の3種類となります。このなかの最上位に位置する市場がプライム市場です。当然上場するために必要となる各種条件も厳しくなります。

上場維持基準

今回通知されたのは、上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果です。が、新市場区分では新規上場基準と上場維持基準を原則として共通化するとしていますので、同じ意味だと考えていいわけです。

ニーズウェル

適合しているという通知を受けた企業がどんどん開示しているわけですが、その中にニーズウェルを見付けました。同社は、他の項目は適合しているものの、流通株式時価総額について、不適合という結果になったことを公表しています。

同社の開示によると、今回の一次判定は、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率、売買代金、の4項目で行われているようですね。他にもいくつか形式基準があるので、二次判定とかもあるんでしょうか。