レーザーテックに空売りファンド 暴露レポートで不正会計を指摘

レーザーテック株式会社に関して、スコーピオン・キャピタルという空売りファンドがレポートを公表。そのレポートで、スコーピオンは同社株を空売りしていることを表明しているんだそう。この情報を受け同社株は一時8%を超える急落となりました。

レーザーテック株式会社

レーザーテックは半導体関連装置を中心にFPD(フラットパネルディスプレイ)関連装置、レーザー顕微鏡などの設計、製造、販売などを行う東証プライム上場企業です。年初から日経平均が4万円を超えていく急騰相場で中心的な役割を担った企業です。

スコーピオン・キャピタル

スコーピオン・キャピタルはある銘柄に空売りを仕掛け、その後に当該銘柄の暴露レポートを公開。同銘柄が急落することで大きな利益を得てきたファンドのようです。史上最大級の不正だの、主力製品に欠陥がある、といった情報が暴露されているようで、300ページを超えるレポートだそうです。

市場の反応

同社株は終値で35,560円(-2,900円)。同社株に限らず半導体製造装置関連全体が大きく売られました。大きく上げてきた銘柄が多いだけにインパクトは大きかったようです。新NISAスタートでこの辺りの銘柄を買った人も多いはず。今後の東京市場全体に与える影響も気になるところです。

ガセ情報であれば風説の流布や相場操縦でお縄に、ということになりそうですし、何かしらあるんでしょうかね。18時現在、当のレーザーテックからは何のコメントも出ていません。コメントなしはマズいんじゃない?

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