株式会社SCREENホールディングス 会計不正か 半期報告書提出延長へ

株式会社SCREENホールディングスは11/11、「第84期(2025年3月期)半期報告書の提出期限延⻑に係る承認申請書提出検討のお知らせ」を公表しました。連結子会社であるSCREENセミコンダクターソリューションズにおいて不適切な会計処理が判明したようです。

株式会社SCREENホールディングス

株式会社SCREENホールディングスは、半導体・FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置の製造・販売を主な事業内容とし、印刷関連機器およびプリント基板関連機器に関する事業も手掛ける東証プライム上場企業です。2014年までは大日本スクリーン製造という社名でしたね。

事案の概要

同社の連結子会社である株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズにおいて、出荷済みの装置に係わる収益認識時期の妥当性について監査法人からの指摘を受けということです。社内調査を進めた結果、一部につき不適切な処理が行われていた疑念があることを認識したとのこと。

過失による収益計上のミスだったのか、誰かによる(もしくは組織的に)意図した計上だったのか、が焦点になるんですかね。同じ開示内で、「現時点においては、重要性のある不適切な会計処理は確認されていない」としていますが。

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