RIZAP(ライザップ) 不当表示で消費者庁が措置命令

消費者庁は8/9、「RIZAP株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について」を公表しました。景品表示法に違反する行為(優良誤認)や、ステルスマーケティング告示が認められたとして、措置命令を行ったということです。

RIZAP

RIZAPグループは、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」やコンビニジム「chocoZAP」などのRIZAP関連事業を中核に据え、インターネット通信販売、生活雑貨、アパレルなど様々な業態に展開する札証アンビシャス上場企業です。今回問題視されたのは同社が運営する「chocoZAP」。

不当表示の概要

小規模無人ジム「chocoZAP(チョコザップ)」のサービスを、実際には利用時間が限られるのに24時間利用可能かのように広告表示したとして、消費者庁は景品表示法違反(優良誤認など)で、再発防止などを求める措置命令を出しました。

さらに、依頼して対価を支払ったことを明示せずに、利用者15人の感想を1~3月にかけ、自社ウェブサイトに表示したと。これも、ステルスマーケティング(ステマ)だとして景品表示法違反(その他の不当表示)と認定したようです。

このやり過ぎ感、いかにもRIZAPらしいなぁって感じ。この会社、事業展開など、とにかく勢いはすごいんですが、企業が求められる様々な要素について鈍感というか、バランスが悪いんですよね。以前、そうしたことが仇になって潰れそうになったことも。今回はどうでしょうね。

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