中国・武漢を中心に流行している新型肺炎。感染者や死者の拡大が伝えられるなか、日経平均は500円安、その晩の米国NY市場でも500ドル安。正月早々中東に振り回されたかと思いきや、ぐるっと回ってまた中国発新型肺炎。いやぁ、振り回されますね。
イランの時は
イランがソレイマニ司令官の殺害に対する報復として、米国海兵隊が駐留するイラク基地を攻撃したのが今月7日でしたっけ。ここまで明らかな報復攻撃を受け、トランプ氏はさらなる報復攻撃を開始か・・・と思ったら、意外にも大人の判断。あらかじめ攻撃を知らされていたため、米軍の被害がなかったから、という報道もありましたね。
自分からけんかを仕掛けておいて、相手の出方にうまく対処して、実質的な勝ちを取る。みたいなトランプ流。自分のビジネスの延長線上に、たまたま大統領職があるような感じですかね。
そこで気になる新型肺炎
感染の拡大を阻止するため、中国指導部も窮地に立たされていると思われますが、ここでトランプ氏はどう考えるんでしょう。中国に恩を売って、今後を有利に展開していくにはまたとないチャンスのように見えるんですよね。あっ、kuniには、という意味ですよ。この場面であれば、習近平氏としても十分歩み寄る口実にできそうです。
新型肺炎に苦しむ中国に対して、人道的な見地からとか言いながら、関税一部解除のカードを切って見せて、経済面から支援するみたいな感じで手を差し伸べるとか。何かしらしてきそうな気がします。いつのまにかノーベル平和賞なんかも引き寄せたりして。。。世界株式市場は大反騰ですね。
まっ、魑魅魍魎の跋扈する外交の世界、こんな簡単な話ではないんでしょう。今日の更新はkuniの妄想ということでお許しください。