子会社における会計不正を12/12に公表したMTG。公表直後の12/13の株価はストップ安の1770円(前日比500円安)まで売られました。まぁ、会計不正という悪材料が出てきたわけですから、当然の下落かもしれませんが・・・。
直前の急上昇と急落
同社は11/11、25年9月期連結業績予想で好業績を公表、併せて増配や自社株買いも公表しました。この日の株価は1,606円。公表直後から株価は急騰し、約1か月後の12/12には2,291円まで付けています。約43%の上昇です。そして会計不正を公表して1,770円へ急落。
開示では、「12月上旬」に不正が判明したとしていますが、これ本当ですか?一つ目の疑問です。もう一つは決算発表の直後からの急上昇。確かに良い材料だったと思いますが、上げ方が派手すぎ。で、会計不正で急落。この上昇局面で不正を知りながら上手に売り抜けた輩がいませんか?
会計不正が明らかになるまでに、好決算、増配、自社株買いを発表しておこう、という経営判断があたかもしれませんね。まぁ、すべてkuniの想像でしかないんですけどね。しかし、好材料で高値を掴んだ途端に不正で急落、大きな評価損を抱えた投資家は少なからず居るわけです。
真実は分かりませんが、証券取引等監視委員会はこの件、必ず調査すると思います。不正公表前に同社株を売却した人はすべて調査対象になります。