深夜は言い過ぎですが、7/27の19:30に開示された情報です。メディシノバが、バイオコモ(株)及び三重大学と共同で、新型コロナウイルスに対する新規ワクチンを開発するという開示情報です。
結果から書いてしまうと、ワクチン開発の報を受けた翌日の株価は268円高の858円に急騰しました。市場はかなり前向きにとらえたということなんですが、ちょっと???な上げ幅でもあります。これだけ上げてもストップ高に全然届かないどころか。。。
メディシノバ 共同開発の概要
共同開発するというお相手。三重大学は説明不要として、バイオコモですよね。上場企業ではありません。所在地を見ると、三重県三重郡菰野町菰野1325番地となっています。菰野町(こものちょう)って前にも当ブログで取り上げたことあるぞ、、、。
そう、3月に「ジャパンマテリアル 全従業員に10万円給付 コロナ対策」で取り上げた、ジャパンマテリアル株式会社の所在地でした。人口わずか4万人、正直言ってかなりの田舎町だと思われますが、この町から2社も超有名企業が現れるとは。凄いっすね。
バイオコモのコモはおそらく町名からとったんでしょう。バイオコモは三重大学大学院医学系研究科感染症制御医学・分子遺伝学 野阪哲哉教授と共同で新しいワクチンの研究開発に取り組んできたんだそうです。そこに今回メディシノバが相乗りという格好のようです。
268円高のストップ安
この日の株価は前日比268円高の858円で取引を終了。制限値幅の下限値まで下げたことをストップ安と呼ぶなら、なんとメディシノバはこの日ストップ安なんですね。
東証はこの日、外国の主たる取引所(米ナスダック)における同社の直近の値段を円換算した値が、7/27の基準値段と大幅に乖離したため、基準値段を1158円に引き上げていたため制限値幅の下限値で取引終了。で、ストップ安という怪現象です。