7/28付の適時開示情報、18時過ぎ辺りからなんともにぎやかになりました。トラスト、キーホルダー、ハイアス・アンド・カンパニー、プラコー、、、と訳あり開示。このうちトラストとキーホルダーは同じ事件に関する同様の開示ではありますが、夏枯れ相場とは対照的な賑わいです。
トラスト・キーホルダー
両社は親子関係で、その関連会社の役員が逮捕されたことに関する開示です。車内で少女2人に現金を渡しわいせつな行為をしたとして、神奈川県警が児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで逮捕したとのこと。「SKE48」の運営会社ゼストの取締役だそうです。
ハイアス・アンド・カンパニー
外部からの情報提供に基づき調査を行ったところ、過去の費用計上に関して不適切な会計処理が行われていた可能性があることが判明したという開示です。また、この件を調査するために、特別調査委員会を設置することも併せて公表しています。
2016年4月期に費用として計上すべきであった上場支援に係るコンサルタント報酬約
880万円について、当該期に費用計上せず、2017年4月期にシステム開発の委託先を経由して支払うことで、当該期にソフトウェア資産として計上していたというもの。厄介なことに、複数の取締役及び執行役員らが関与していた疑いがあるようです。
プラコー
こちらは「株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ」です。プラコーの件だけは上記のような犯罪や不正とは縁のなさそうな開示ですね。しかしながら請求された臨時株主総会の議題が少々問題で、、、。
議題は全部で7個。うち議題2から5までは、現取締役4名の解任という株主提案です。現取締役が自らの支配権の維持を図り、閉鎖的な経営を選好していると批判し、また、高額の役員報酬についても指摘しています。会社側の意見を見て、続報を書きますかね。
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