ラックランドは2/14、「特別調査委員会の設置に関するお知らせ」を公表しました。昨年二度の不正が発覚したラックランド。東京国税局による税務調査の過程において、同社代表取締役社長の接待交際費等について、不適切な会計処理の疑いが生じたとのこと。
これまでのおさらい
ラックランドは店舗施設の制作会社。商業施設や小売・飲食店舗をはじめ、各種施設などの企画開発、デザイン、設計、施工、メンテナンスサービスなど一貫対応する企業でしたね。
昨年5月、同社が手掛ける制作案件において、工事原価に関する下請け工事業者からの見積書の電子ファイルが変造されていたという不正が持ち上がりました。そしてさらに、この事案を調査している最中の6月、協力会社との間で原価の付け替えに係る不適切な要請などが行われたという会計不正も出てきました。
3度目は社長?
そして今回の開示では、東京国税局の指摘により、同社代表取締役社長が接待交際費等として精算申請を行った費用の一部について、科目処理の誤り等の不適切な会計処理の疑いが生じたとしています。
社内調査により、接待交際費等の一部について、同社代表取締役社長が精算申請時に申告した情報に、事実と異なる内容が含まれていたこと等が判明したということです。社長が相手だもんねぇ、本格的な調査委員会が必要になりました。しかしまぁ、次から次へと、、、大丈夫かいな、この会社。