9/12付け日本経済新聞に「若い世代『環境』で企業選別」という記事がありました。ミレニアル世代は、企業が達成すべきこととして27%が「環境の改善と保護」を選んだとのこと。同じ回答を選んだ企業は12%にとどまっており、企業とミレニアル世代の優先事項がずれていると指摘していました。
また、「倫理に関する行動」を理由に、企業との関係を止めたり、減らしたりしたことがある人は、世界が37%で、日本は22%。日本のミレニアルはまだESGに対する意識が高くないということのようです。それでもこれから大きく変化してくると思います。
デロイトトーマツ 2019年デロイトミレニアル年次調査
日経の記事は、デロイトトーマツ 2019年デロイトミレニアル年次調査の結果を引用しています。この調査、デロイトのHPでサマリが公開されています。いくつか紹介しましょう。
日本のミレニアル世代の2年以内の離職意向は49%にのぼり、グローバルと同程度になってます。Z世代にいたっては、64%とさらに高く、若い世代の方が離職意向がより強くなっています。グローバルは61%。
また、5年以上同じ企業に留まる意向については、日本のZ世代が10%と、グローバルの同世代の19%を大きく下回る結果に。この辺りは結構ショッキングですね。kuniの会社でもこの世代の退職に頭を痛めています。
ところで、このZ世代ってなんや?と思われた方。kuniも知りませんでした。Z世代は、1995年から2002年までに生まれた世代だそうで、生まれた時からネットやスマホなどが当たり前に存在しているデジタルネイティブ世代らしいです。ちなみに、ミレニアル世代は1983年から1994年までに生まれた世代で、デジタルパイオニア世代だそうです。
ミレニアル世代はまさにkuniの息子たちの世代にあたりますが、それでも理解不能な世代です。Z世代ともなるともう、、、読者にこれらの世代の方がいらっしゃったらゴメンなさい。