フクシマガリレイ 公正取引委員会から下請法違反で勧告

公正取引委員会は2/19、「フクシマガリレイ株式会社に対する勧告について」を公表しました。これを受け同日、フクシマガリレイも同社ホームページでひっそりと、「公正取引委員会からの勧告について」を公表しています。適時開示はありません。

フクシマガリレイ

フクシマガリレイは飲食店の厨房などで利用される業務用冷凍冷蔵庫をはじめとするフード機器の専門メーカー。このほか、冷凍・冷蔵ショーケース、大型食品加工機械などを手掛け、流通業界や外食産業などに販売する東証プライム上場企業です。

下請法違反

「価格協力」と称して下請代金の額を減じていた行為(下請け企業34社に対して減じた額は約2176万円)。

「事務手数料」と称して下請代金の額を減じていた行為(下請け企業154社に対して減じた額は約1623万円)。

「価格協力」による不当な経済上の利益の提供の要請と判断された行為(下請け企業10社に対して提供させた額は255万円)。  となっています。

これらすべて合計すると約4000万円。なかなかエグイことやってますね。行為が行われた期間はいずれも約1年間ということですが、違反認定させるために1年としたもの(お互いに手を打った)と思われ、、、実際にはもっと長期に渡って行われてきた行為じゃないかという気がします。

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