エネチェンジは6/27、「2023 年 12 月期有価証券報告書提出遅延及び当社株式の監理銘柄(確認中)の指定の見込みに関するお知らせ」を公表しました。同日東証は監理銘柄(確認中)の指定を公表しています。
エネチェンジ
エネチェンジは消費者向け電力・ガス切替サービス「エネチェンジ」「エネチェンジBiz」を運営。電力会社向けクラウドサービスや再生可能エネルギー発電所の運営効率化・ファンド運営事務サービスなどを提供しています。現在はEV充電器への先行投資を強化中の東証グロース上場企業です。
監理銘柄(確認中)の指定
2023年12月期有価証券報告書を法定提出期限までに提出できなかったため、東京証券取引所は、同社株式について、上場廃止となるおそれがあると認め、監理銘柄(確認中)に指定しました。このため、7月10日までに提出できなかった場合、同取引所は同社株式の上場廃止を決定します。
事の発端は電気自動車(EV)充電事業に関する会計処理を巡る不正の有無。外部調査委員会による報告書では、会計不正は認められなかったと結論づけたものの、同社を担当するあずさ監査法人は「不正はあった」と指摘しており、対立したまま。あずさ側は「重要な虚偽表示の原因となる不正があると判断した」としています。
もめてますねぇ。上場廃止か?という情報を受けて同社株は6/28、422円(100円安のストップ安)まで売られました。脱炭素関連みたいな国の補助金等に群がる企業ってのはどうも信用ならんねぇ。