10/13付けの日本経済新聞に「東京の大井競馬場の分配金、21年度は1区あたり3億円」という記事がありました。競馬のことはほとんど分かっていないkuniには理解不能の記事。全く理解できないのもなんなので、とりあえず調べてみました。
特別区競馬組合
トゥインクルレースで有名な大井競馬を主催するのは特別区競馬組合だそうです。特別区というのは東京23区のことですから、要するに東京23区が競馬を主催しているということですね。全く知りませんでした。競馬好きの方には当たり前の話なんでしょうね。
もともと各区は1998年まで700万円とかの分担金を負担していたというのがあって、収益の中から分配金が支払われるという構図ですね。これで納得です。
1区あたり3億円
バブルが弾けて以降は地方競馬も低迷し、東日本大震災の2011年辺りが底になって回復に転じてきたそうです。大井競馬場も2004年を最後に分配ゼロが続いていましたが、2011年度から23区への収益分配を再開したようです。
2019年度の分配金が1区あたり1億5000万円。2020年度が同2億円、2021年度が日経の記事にあるように3億円ということです。19年度の売上は1467億円で、7年連続の増収だそうです。
しかし、東京23区が競馬を開催していたとはね。昔は東京都も競馬を主催していた時期があったとか。東京都が公営競技を主催するのは如何なものか、という考えから、美濃部知事の時代に大井競馬から撤退したんですね。しかし、23区なら良いのかって話ですけどね。