ダイヤモンドオンライン12/19の記事に、「糖尿病の予防、筋トレが最もコスパが高い方法だった」というのがありました。糖尿病は、失明や腎臓病、心筋梗塞を引き起こす怖い病気です。厚労省の調査によると、日本の糖尿病患者は1000万人を超えており、予備群も1000万人に上るそうです。
糖尿病の仕組み
人間は糖を摂取すると、血糖値が上がります。すい臓で作られたインスリンが血液中の糖を筋肉に取り込ませて血糖値は下がります。つまり筋肉が必要とする量以上に糖を摂取しすぎたり、インスリンが不足したりすると、血糖値が下がらず、血管が砂糖漬けになる。これが糖尿病なんだそうです。
ということで、糖尿病予防を考えるときの要素は、「糖の摂取量」、「インスリンの製造量(分泌量)」、「筋肉が取り込む糖の量」の三つになるということですね。しかし、すい臓を鍛えるというのは個人には難しそうです。ということで、残るは二つになります。
筋トレですよ、やっぱり
糖の摂取を控えるというのが一般的かもしれませんが、kuniはこの手のマイナス思考が好きじゃありません。食べたいものは食べる、以上。って感じですね。そうすると残るは「筋肉が取り込む糖の量」です。ダイヤモンドの記事では、「筋肉が多くなれば、糖をたくさん取り込んでくれます」と言い切ってます。横浜市立大学の石川教授です。
そしてさらに、「今ある筋肉に効率的に糖を使わせる有酸素運動もおすすめ」とのこと。ただ、教授は「筋トレがハードで大変なら・・・」と前置きされてましたけどね。
いやいやそんなことはありません。筋トレなんて誰にだってできますよ。筋トレで筋肉を増やしつつ、有酸素運動で効率的に糖を使わせる。この組み合わせが最強なのは間違いありません。あとは実行・継続するのみです。
おまけ
記事ではヘモグロビンエーワンシー(HbA1C)、血糖値、尿酸の値をチェックすべし、と書かれてました。ということで、先月送られてきたkuniの健康診断結果を公開。
HbA1C 基準値 4.6~5.5 のところ 5.0
血糖値 基準値 70~99 のところ 88
尿 酸 基準値 3.7~7.0 のところ 5.6
です。見事に中央値キープです。これも週一回の筋トレと日々欠かさないウォーキングのおかげかと。