ゴールドジム(GGIホールディングス) 経営破綻

年々高まる健康意識。新型コロナウィルス感染拡大により、皆さんも健康意識がさらに高まっていると思われます。しかしそんな中、米国ではフィットネスジム「ゴールドジム」を運営するGGIホールディングスが米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻しました。

筋トレの聖地

なんて言う人もいるくらい、世界的にも有名なフィットネスジムだけに、このニュースは衝撃でしたね。日本でも94店舗を展開してきたそうです。米国の運営会社は破綻しましたが、日本のゴールドジムは本社との資本関係のないフランチャイズだそうで、影響はないそうです。

しかし皮肉なものですね。新型コロナウィルス感染拡大で健康意識は高まり、間違いなく需要が拡大する業界であるにもかかわらず、その恩恵を受ける前にこのようなことに。日本でも感染拡大の初期に、フィットネジムでクラスターが発生したことから、早々に悪役にされてしまいました。

米国らしい経営判断

米連邦破産法11条というのは、日本における民事再生法に相当するものです。チャプター・イレブンって聞いたことありませんかね。今回の米GGIホールディングス、新型コロナウィルスの影響があったのは確かでしょうが、直営の30店舗を閉じるのが目的のようです。

同社のオーナーはファンドで、COやCOOも任期2年の雇われの人たち、ゆえに経営が悪化すると見切りが早いと。不採算店の債務を帳消しにして再スタートをもくろんだのでは。とも言われてますね。

フィットネス業界では、大手の総合フィットネスジムから、より細分化された健康関連サービスへと、ニーズが変化しているところなんですね。ゴールドジムのような伝統的な筋トレジムにはすでに逆風が吹き始めていたんでしょう。どのような業態で再スタートとなるのか、、、これも気になります。

ちなみにkuniの場合は10年ほど前から家トレ派です。モチベーションの維持には苦労しています。