野村證券 レポートを巡り日経とバトル?

金融、証券

7/1の日経電子版で「野村コロナで大チョンボ 機関に『売り』個人に『買い』」という記事がありました。編集委員の方が書かれた記事で、個人向けにはコロナの影響は大したことないような業績見通しを示しておいて、機関投資家向けには大幅減益の見通しが示されていたという内容です。ところが、、、。

「チョンボ」にクレーム?

kuniが読んだ記事は上記の通りのタイトルだったんですね。ところが今確認してみると、記事のタイトルが「野村のリポートが示す業績予想の難しさ 機関と個人向けに違い」に変更されています。電子版なので加筆や修正が入ることは珍しくないんですけどね。かなりソフトになってます。

記事の内容はというと、、、おそらく修正されてないんじゃないかと思います。「リポートを信じて投資し、多額の損失を被った投資家が損害賠償請求訴訟を起こせば、野村の不手際が司法の場で厳しく追及されるだろう」という辛口の指摘は残ってますので。

「リポートの発表タイミングと予想の集計タイミングなどにより結果的にこういうことが起きたが、チョンボとは何事か」。野村のつけたクレームはこんなところでしょうかね。で、ソフトなタイトルに修正されたと。

野村としてもチョンボなどではないと言い切ってしまっただけに、野村ホールディングスのHPには6/9付けの「2020~2021年度の企業業績見通し」はそのまま掲載されています。と、ここまで全てkuniの想像です。

チョンボは日経だった?

結果的とはいえ、機関投資家向けの見通しと、個人を含むその他投資家向けの見通しが違うというのは問題です。日経の言いたかったことはよく理解できますし、この記事を読んだ個人投資家の中にはお怒りの方もいるでしょう。けど、ホントのチョンボは大手広告主を怒らせた日経だったかもしれませんね。

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