新型コロナ第4波、大阪でまず一気に拡大しましたが、追うように東京でも陽性者が増加中。飲食店の営業時間短縮が定着したおかげで、飲酒難民が増えてるそうです。確かに夜遅くなって公園や路上で酒を飲む難民の様子がニュースなどで伝えられていますね。
蔓延防止措置
新型コロナウイルスの感染再拡大により、東京都では「蔓延防止措置」が適用され、飲食店へ午後8時までの時短営業協力要請が出されました。普通に居酒屋に行けば飲んでられる時間はせいぜい2時間ほど。7時スタートなら1時間。確かに物足りんですな。
飲み屋街近くの公園や駅前、コンビニ前など、いろんなところで缶ビールや缶チューハイを片手に独り飲み。中には複数名でほぼ宴会状態の人たちも見ます。まさに飲酒難民です。当然マスクなんざしてないわけで、非常に危険な状態。複数名のケースは若い人達が多いかな。
それこそ大部屋宴会さながらに大騒ぎ、そばを通るのでさえためらわれるほど。これだけ抑圧された生活を強いられているわけで、飲んで盛り上がりたい気持ちは十分わかるんだけどね。で、こういう人たちは酔っぱらって気が大きくなり、もしくは鈍感になり、帰りの電車ではノーマスク。これが一番迷惑ですね。
緊急事態宣言
緊張の糸が切れたところに3回目の緊急事態宣言の発令。蔓延防止措置であっても甚大な被害を被ってきた飲食店。今回の緊急事態宣言では酒が出せないなど、実質的な営業停止に追い込まれるお店も多そうです。
一方で時短要請を無視して営業を続けている居酒屋等は、連日満員、大盛況だとか。要請を受け入れているまっとうなお店が報われません。ルールを守らない店が儲けて、守るお店が潰れていく。これは何とかしないといけませんね。
緊急事態宣言の発令と解除を繰り返し、自由を尊重するがゆえ、統制が効かないこの国の状況。個人の自由など一切認めずお店の営業を停止させ、外出も禁止させるお隣の大国からはどう見えてるんでしょう。