週末の日経に「こころの不調、経済に霧 生産性低下、損失7兆円」という記事がありました。心の不調により当たり前に働けなくなる人って増えてるみたいですね。メンタルヘルスに対するこの時代ならではの企業や公的機関による対応が必要になっています。
なんでこうなったのか
ネットの普及で私たちが接する情報量は爆発的に増加しました。さらにスマホの普及により常時情報に接することも可能に。SNSにより利用者の興味がありそうな情報が集中投下されます(フィルターバブルというんだそう)。要するにインプットされる情報が多すぎ、かつかなり偏ったものになってしまっているわけです。
このインプットされる情報量の多さや偏った情報の多さが私たちの心の不調の原因になってそうな気がします。例えば、、、最近殺人事件とかメチャ増えてきたと思いませんか。けど、実は日本における殺人事件は年々減少しているんだそうです。 昔は知らずに済んでいた遠く離れた地域での殺人事件が、テレビやネットで簡単にインプットされるせいで、減少しているのに増加している→日本の安全神話もとうとう、って具合に感じてしまっているわけです。
極端な例を挙げましたが、私たちはインプットされる情報量やその質によって振り回されているんですね。心の不調はインプットされる情報量と質によるのでは・・・と感じています。