今度はKDDI 大規模通信障害

KDDIの携帯電話サービスやインターネット通信で7/2、全国規模の通信障害が発生しました。障害発生から既に2日経過した7/4時点でもまだ完全復旧していないようです。昨年10月のNTTドコモの大規模障害以上の規模、時間の障害となっています。

通信インフラどころではない

大規模通信障害どころではなく、ATMの利用や自動車のサービスが使えないなどの影響が出ているといいます。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及で、通信トラブルの影響が生活全般で深刻化するということのようです。もうこうなってくると通信インフラではなく生活インフラと考えざるをえませんね。

kuniはKDDIのサービスを一切使用していないので、今回の障害の影響はありませんでした。しかし、対岸の火事とばかりは言ってられません。今回のKDDIの障害はルーターの変更作業が原因だとか。昨年のドコモのケースはサーバーの切り替え作業でしたよね。いずれも必ず必要になるハードの交換で発生しています。

KDDIが提供する「au」や「UQモバイル」、格安プランの「povo(ポヴォ)」で音声通話とネット通信などがつながらない。各サービスの個人向けの契約者数は3月末時点で合計3097万件だそうです。凄い量ですね。個人のスマホ以外に会社貸与のスマホを持たされているサラリーマンも多いと思います。両方のキャリアがKDDIだとアウトですね。

こんなふうに通信障害が起こるたび、通信キャリアが別々のスマホ2台利用が今後の標準装備になっていくんだろうな、と感じます。複数キャリアが使えるスマホとエアコン。最近強く感じるんですが、これらは現代人にとって最重要な生命維持装置かもしれません。