エドテック。。。

次代担う人材育成を「エドテック」で

8月18日付け日本経済新聞の社説です。「エドテック」ってご存知でしたか?

Edtech = Education(教育)とTechnology(技術)を組み合わせた造語なんですね。いわゆるバズワードといっていいでしょうか。バズワードというのは「日本語での意味は、もっともらしいけれど実際には定義や意味があいまいな用語のことで、英語では、特定の期間や分野の中でとても人気となった言葉のことである(ウィキペディア)。

前置きが長くなりましたが、要するに従来型の教育がITの力を借りて進化していくということ。金融の世界ではフィンテックが注目されていますが、これと同じってことですね。こういうのを「X-テック」と総称するそうで、他にも、AdTech(広告)、AgriTech(農業)、GovTech(政府)、InsurTech(保険)、MedTech(医療)、RETech(不動産)などがあるらしいです。いや、おそらく各業種にすべてこういうワードがあるんでしょう。

X-テックをイメージする

これらX-テックの共通点は「 特定 の 事業者 が 独占 し て い た 一般 消費者 との 接点( チャネル) を 主 に インターネット 関連 技術 によって 広げ、 さらに インターネット を通じて 得 られ た データ を 活用 する こと で、 新た な ビジネス モデル や サービス を 実現 し て いる、 という もの です。(増島雅和; 堀天子; 石川貴教; 白根央; 飯島隆博. FinTechの法律 日経BP社より引用)」だそうです。

例えば、エドテックと、多くの企業で既に一般的になっているE-ラーニングとの違いは、インターネットをプラットフォームにして、そこに集まるビッグデータを活用することで新たなビジネスモデルを生み出している。ここにあるようです。

どうでしょう。エドテックやX-テック、イメージできましたでしょうか。50歳過ぎると、新しいテクノロジーについていくのは大変です。とはいうものの、仕事2.0はこういう分野にヒントがありそうな気がします。自分自身の勉強にもなるので、この手の話題、今後も積極的に取り上げていきたいと思います。