英国が未成年者に対する「エナジードリンク」の販売禁止に動くらしいです。大量摂取による健康への悪影響に懸念が強まっているため。だそうです。そういえばお隣の韓国でも学校でのコーヒー販売を禁止する、なんてニュースもありましたね。
1リットルあたり150ミリグラム超のカフェインを含む飲料
英政府が規制対象とするのは、1リットルあたり150ミリグラム超のカフェインを含む飲料とのこと。ただし、紅茶とコーヒーは除くそうな。また、ここでの未成年者を18歳未満とするか、16歳未満とするか、については検討中らしいです。
規制対象となる飲み物を、我々の身の回りで見てみましょう。ドリップコーヒーや缶コーヒーでおよそ100~130mg、お茶や紅茶のペットボトルで50mg、コーラの500ミリリットルボトルでやはり50mg。こんな感じです。
で、本命のエナジードリンクも、ネットで調べた限りでは80mg(250ミリリットル缶)となってました。ただし、1リットルに換算すると320mgになるので、もろ規制対象になります。コーヒー、紅茶も1リットルに換算したらそれぞれ500mg、300mgということですけどね。おそらく、若い人の間では圧倒的にエナジードリンクの消費量が多いことを理由にしてるんでしょうね。
英国は紅茶の国? でしたよね
この規制、コーヒーと紅茶を除くってところがミソですね。「250ミリリットルのエナジードリンク缶にはコーラ3缶分のカフェインが含まれ、糖分も多い」、「一日に複数回飲む人は睡眠障害や頭痛、倦怠などのリスクが高い」などと英政府は言ってるそうですが、、、。
コーヒー、紅茶でも一緒じゃん。ってことです。伝統ある紅茶業界団体のロビー活動で新興勢力エナジードリンクを駆逐しようという、まぁ、日本でもよく見る光景です。当然、政治家はこれに応えて票稼ぎ。どこの国でも一緒ですな。
しかし、エナジードリンクってあまり縁がないのですが、そんなにたくさん飲めるもんなんですかね。以前、大量に飲んで死亡しちゃった事件も聞いたことはありますが。kuniは基本、かなりヘビーなコーヒー党なので、このニュース(カフェイン摂取量)についてはちょっと気になった次第です。