日立造船 商号変更 カナデビア株式会社へ

日立造船は9/27、「商号の変更に関するお知らせ」を公表しました。以前から当ブログでも何度か取り上げてきた同社ですが、社名と会社の実態がかけ離れていました。やっと社名変更かぁ、って感じですが、またずいぶんガラリと変えてきましたね(実際に変更されるのは来年10月)。

日立造船

「日立」という冠を掲げていながら、既に日立の資本はまったく入っていない。「造船」といいながら船なんか造っていない。という、実態を表していないどころか、誤解をを与えてしまうほどの社名でした。現在は、ごみ焼却炉や産業廃棄物処理プラントといった環境装置・プラントの設計・製造・販売が中核事業です。

カナデビア株式会社

新しい社名、日本語の「奏でる」とラテン語で「道」を意味する「ビア」を合わせた造語だそうで、脱炭素に向けた技術などを生かして、人類と自然の調和を奏でることにより、新しい道を切り開く意味を込めたんだそうです。なるほど、、、なんだけど、なかなか覚えられないだろうなぁ。

同社は以前から自社のことを「Hitz」という愛称で表すことが多かったので、てっきり「Hitz」に変更するんだろうと思ってました。けど、たしかに「Hitz」は「日立」と「造船」からできてそうな愛称だし、これも一緒に捨ててしまうっていうのは合理的かもね。

個人的には、カタカナ社名は4文字を超えると覚えにくいって気がするんですが、カナデビア、どれだけ世界に認知されていくんでしょうか。もちろん、本業の頑張り次第です。そういえば週末に「培養肉コスト9割減」なんてニュースも出てましたね。