金融、シニア専門人材の活用を 大原啓一氏

先日書いた記事、「独立系金融アドバイザー 業界団体設立 事務局は日本資産運用基盤グループ」をご覧になった大原社長から、コメントをいただきました。ありがとうございます。金融事業支援プラットフォームとして、日本の金融機関の構造改革を支援するという大きな使命に燃えてらっしゃいました。

実は結構読んでた

同記事でも書いたように、この会社のことは知らなかったんですが、大原社長の書き物は意外にkuniも読んでたみたいです。今日のテーマの「金融、シニア専門人材の活用を」というのも、大原社長が日経の私見卓見で書かれていた記事のタイトルです。10/18に掲載されたものです。

その中で書かれていたのが、年齢を理由に管理職ポストを外れた、コンプラなどの高度な専門人材を活用できていない。そうした人材を集め、地銀や中小金融機関でシェアする仕組みを提唱されています。素晴らしいですね。金融事業支援プラットフォームは同社でもそのサービスを開始しているようです。

あと、みずほ信託と提携して「投信運用業の参入支援 認可取得や後方事務一括で」とか、「投信事務丸ごと定額受託」というニュースも、同社のことだったようで、この記事も読んでました。しかし、企業名が記憶に残っていなかったんですね。失礼しました。

野村-合銀スキーム

また、大原社長は野村證券と山陰合同銀行の提携スキームも評価されているようです。以前、kuniもこの話題は2回にわたって当ブログでも取り上げました。このケースでは金融事業支援や商品提供のプラットフォームは野村が提供するわけですね。

IFAが次第に力を付けてきましたし、金融事業支援のプラットフォームも整備されつつあります。日本にもやっと資産運用を普及させるためのピースが揃ってきた感じです。kuniも応援していきたいと思います。