愚者の鏡 日本経済新聞

昨日の日本経済新聞の1面トップ記事。「外出自粛、消費にブレーキ 新型肺炎で大阪など人出急減」です。もういい加減に新型肺炎卒業してくれんかな。1面にはもう一つ、「陰性の乗客、下船ほぼ完了」というのもあって、両記事で紙面の半分が新型肺炎関係です。

いつまで煽り続けるんでしょう

感染拡大を防止するため、政府が不要不急の外出や集会等への参加を控えるよう要請してるわけです。人出が減るの、当たり前でしょうに。それをまあ、携帯電話の位置情報から大阪・梅田が15%減、京都が14%減、東京が6%減、横浜が10%減などと騒ぎ立ててます。

年明け早々大騒ぎしたイランの様子、、、最近見聞きしないと思いませんか。アジアは新型肺炎で大変そうだから、イラク国民もおとなしくしてくれてるんですか。なわけないでしょう。日本のメディアが一番みんなが読んでくれそうな下らん話ばかり書いてるから、大事な情報が入らなくなってるだけです。

愚者の鏡

世の中には常識があり相応にリスクコントロールできる人が2割、そうでない、何もかもに振り回されてリスクコントロールできない人が8割いる。そんな感じでしょうか。メディアは当然8割の人たちが読んでくれる記事を書くわけですね。日経にしてもこれは同じ事です。

それでも2割の人たちの中にも日経を毎日読む人たちがいるのは何故でしょう。それは新聞が愚者の鏡だからなんです。8割の人たちがどう感じてどういう行動を起こしそうか、が見えてくる貴重な情報源だからです。特に市場関係者はそういう読み方をします。それゆえ日経の相場観は当たりません。

マーケットでは8割の損する人たちがとても重要なんですね。2割の相場巧者が儲けて売るためには、その場面で強気で買ってくれる人たちが必要ですから。。。と、ちょっと頭にきて、、、書き過ぎました。今日の投稿は読んだらすぐに忘れてください。